![]() 栽培・醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しない、徹底した自然派。 今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、父親の時代には化学肥料がもてはやされた頃でしたから、その時代にも頑なに無農薬の農業を続けていました。周囲の同業者に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続け、現在の評価となっています。 所有栽培面積は11haで、その畑を家族だけで守っており、それ以上の拡張を行わず、自分が見れる範囲での栽培に留めています。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた区画を大切に守り続けている生産者です。 そんなビネール家のワインは、 一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えており、何処までもナチュラルであり、奥行きも感じさせる味わいです。 |
■ドメーヌ・クリスチャン・ビネール コート・ダムルシュヴィール ピノ [2020] アムルシュヴィール村の最も美しい丘に位置しグランクリュ・ケフェルコフと境界線を共にする畑で育つブドウを、地元の自然素材のみを用いて建設したユニークなカーヴで、足でピジャージュしながら醸し・発酵、フードルで12ヶ月熟成しました。 【産地】 フランス/アルザス 【使用品種】 ピノグリ75%、ピノノワール25%(手摘み/ 30 ~ 80年) 【造り】 足でピジャージュしながら醸し・発酵。フードルで12 ヶ月間熟成。無濾過・無清澄 【タイプ】 赤ワイン・ミディアムボディ 【ティステンングコメント】 紫ガーネット色、フランボワーズやザクロ、フローラル香、摘みたてベリーの酸を感じるアタック、フレッシュな果汁は若々しくチャーミングな印象です。 |