ドメーヌ・エレスティン ジュヴレ・シャンベルタン [1991]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ 赤ワイン

Jean Heresztyn（ジャン・エレスティン）一族は、多くのポーランド系移民たちと共に1932年にフランスに移住してきました。 ジャンはフィクサンのPierre Gelin et Tarapet（ピエールジェランエタラペ）で働いていましたが、1959年に4ヘクタールの畑から自分のドメーヌをスタートさせました。 現在ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンからモレ・サン・ドニまで約11ヘクタールの畑を所有しています。家族の歴史はドメーヌの歴史そのもので、家族全員でドメーヌの発展に努力してきました。 Stani（写真左：スターニ）はセラーの責任者として、Bernard（写真右：ベルナール）はブドウ畑の管理を中心として、醸造と畑仕事に従事してきました。またベルナールの妻シャンタル（写真最右）も、ワインの販売や事務的な仕事でドメーヌを手伝っています。

ブドウ畑
■除草剤は使用しないリュット・レゾネ農法
■グリーンハーベスト（8房/樹までしか実を付けないようにしている）
■リュット・レゾネによりブドウの質は向上し、よりバランスのよいワインを造れるようになった
■スターニは「ブドウの木は、自分たちが手を掛けたことに対する見返りを与えてくれる。」と話す

醸造
ステンレスタンクは白ワイン醸造に使用し、コンクリートと木製発酵槽は赤ワイン用
【赤ワイン】
■手摘み収穫後100%除梗
■低温マセラシオンを14℃で8日間行い、その後アルコール発酵に続くが、タンクの温度を上げて天然酵母のみで自然に開始するよう促す。その間定期的にピジャージュを行う。
■約3週間に及ぶ醸しの後、タンクから取り出し、樽で熟成させる
■16～18ヶ月の熟成にはオーク樽を使用するが、ブドウ本来のタンニンを優先的に表現するため新樽の使用は控えめにしている
■ボトリングの際に澱引き
■コラージュやフィルター処理は行わない