カントナック・ブラウンは、ボルドーのカントナック村に所在し、ACマルゴーに属する格付け第3級シャトーで、王に仕える大地主でガロンヌ河に面したシャルトロン地区に居を構えるジャック・ボワは、1754年にカントナック教区を購入し、ワイン造りを行うための地所を調えますが、結局は、2つに分割され、「ボワ・カントナック」と「カントナック・ブラウン」になっています。 1855年の格付け制定で第3級に格付けされたのち、1860年に、ボルドーの裕福なネゴシアンで、他にもいくつかのシャトーを所有するある高名なボルドー人アルマン・ラランド氏の手に渡り、レオヴィル・ポワフェレを含むブドウ園の一部を買い取り、シャトーは最終的な名称として「カントナック・ブラウン」となります。 ラランド氏の後を引き継いだの娘であるエドアール・ロートン夫人から1935年に息子のジャン・ロートン氏へ相続されましたが、1968年にはデュ・ヴィヴィエ家に売却され、その12年後の1980年にコニャックの名門レミー・マルタンの手に渡り、その後も、1987年にミディ社が購入し、1990年フランスの大手保険会社のAXA(アクサ・ミレジム)との合併により、AXAの所有とますが、ダン・ミッシェル・カーズとダニエル・ローズのワイン醸造チームの新体制のもと、なお一層の品質の向上を目指して積極的な経営が行われています。 (・・・詳細と一覧へ ![]() |
格付け | ボルドー・メドック地区格付第3級(1855年) |
A O C | マルゴー |
畑位置 | カントナック村 |
畑面積 | 42ha |
生産量 | 約 12,000ケース |
平均樹齢 | 30年以上 |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニョン67%、メルロ33% |
収 穫 | 全て手摘み |
タイプ | 赤のフルボディ |
特 徴 | マルゴー地区の中では構成もボディもしっかりした、動物的な香りとヴォリューム感の十分なスタイル。 |
料理 チーズ | 牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。 チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。 |
評価 | ワインアドヴォケイト 92-90 [2018/04] |
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